質問箱Q&A集【Part11】

就活Tips




セールス女子は容姿が全て?

外銀セールス女子に関しては、確実に見た目が内定を左右すると思うのですが、日系大手証券会社のマーケッツのセールスも、女子はやはり見た目重視採用でしょうか?

結論としては「日系・外資限らず見た目はある程度考慮される」ということです。

というのも、そもそも金融商品は企業ごとに差別化することが難しい商品です。

となると必然的に「この人に薦められるなら買ってもいいか」とクライアントに思わせられるかというのが勝負の8割を決めることになります。

人に信頼される・好感を持ってもらえる要素の一つとして、ルックスの良さが問われることは承知しておきましょう。

どうせなら美人に薦められた方が、生保・損保・メガバン・粘菌機構のおじさんたちも嬉しいですよね(笑)

ボスキャリの参加時期

海外の大学(英語圏)に在籍している21卒外銀志望です。ボスキャリで内定を取ろうと思っていますが、何年生の時に行けばいいでしょうか。大学が3年制で、調べても情報が出てこないです…。

基本的には「卒業学年の1年前にボスキャリに参加して翌年のサマーインターン参加権を獲得し、卒業学年時の夏休みに日本オフィスで長期インターンをして合否が決まる」というのがボスキャリ経由の外銀就活です。

ですので質問者様からすると大学2年次にボスキャリに参加し、サマーインターン参加権を獲得するのが一般的と言えるでしょう。

ただ例外ももちろんあり、優秀だと認定されると学年が少し上下しても受け入れてくれることも多々あります。

大学2年次に参加が難しいということでしたら、大学3年次に参加してそのまま内定を狙いに行くということも最悪可能です。

テストセンターの練習に使える企業は?

現在交換留学中の20卒予定の学生です。19年2月に3日間ほど一時帰国予定があるので、その際にテストセンターも受験したいと考えているのですが、2月にテストセンターを受験できる(総合商社志望なので5科目?受験の)企業などありますでしょうか?もしくは、どのように企業のテストセンター日程を調べればいいでしょうか。19年卒時に2月にテストセンターを受けられた企業などありましたら教えていただきたいです。

まずテストセンターは5科目もありません。

言語・非言語(計数)・英語・性格の4科目しかないことはググってしっかり押さえておきましょう。

言語は受験で言う国語、非言語は算数に当たります。

またテストセンターの日程の調べ方ですが、こちらは実際に企業にエントリーしないと日程は分かりません。

したがってウィンターインターンを開催している企業のインターン選考に片っ端からエントリーしてESを出し、その後に案内されるテストセンターを受検する、というフローが必要になります。

テストセンターを受けて仮に通過した際にその後の選考を辞退することは全然問題ないので、積極的に受けていくことをオススメします。

外資就活ドットコムが難関企業の選考情報には厚いので、しっかり登録して選考日程を押さえておきましょう。

総合商社志望の人にオススメしたい問題集や本は以下の通り。

バークレイズIBDのジョブ内容について

バークレイズibのジョブのバリュエーションは、類似企業比較でいけますか?DCF使いますか?

外銀就活において、モルガン・スタンレーIBD以外は基本的にDCF法が求められることはありません。

実務で使うのはDCFがほとんどなのでできるに越したことはありませんが、メインの評価ポイントではないことに注意しましょう。

基本的には類似企業比較法、市場株価平均法で企業価値を算定すれば問題ないといえます。

コンサル人材の長所・短所

コンサルに長く居過ぎると潰しのきかない人材になる、という理由で退職する人がいるそうですが、転職する上でどのような不利が生じるのでしょうか?

こちらは就活生の気になる話題ですね。

前提として、戦略コンサルティング・ファームに受かるような人材は一般的な就活生から見ると思考能力が高い傾向にあります。

そう考えると、その思考力を更に生かして仕事をするコンサルティング・ファームに長くいればいるほどビジネスパーソンとして実力を上げていけるような気がしますよね?

でも実はそれ、錯覚です。

これまでは「頭の良いこと=優秀」という偏差値教育の中で生きてきた私たちですから、そう錯覚してしまうのも無理はないことです。

しかしビジネスに関しては「戦略」よりも往々にして「オペレーション」のほうが大事だったりする場合があります。

世の中のGDPを形成しているのは事業会社ですし、最後は「やり切る力」が成功の是非を分ける要素と言えるわけです。

しかしコンサルティング・ファームに居続けると、そういったグリット力を鍛える機会は非常に少なくなります。

そういった人材は「戦略は立てられるけど、オペレーションや地味な仕事の実行フェーズに入った途端バリューがゼロになる」という末路をたどります。

経営企画室には入れるかもしれないし、PEファンドには転職ができるかもしれない。

しかし実行フェーズの仕事はいつまで経っても降ってこないし、コンサル人材が飽和している今の状況では戦略系のポストもそんなに余っていないかもしれません。

コンサル業界に長く居続けると、こういった思考回路の弊害を受けることに注意しましょう。

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