就活と英語の関係。
グローバル化が著しい現代に切っても切り離せない両者ですが、実際に就活で問われる英語力とはどのくらいのものなのでしょうか?
内定の森が英語力に関する真実と、英語対策におすすめのアプリや書籍をご紹介します!
就活に英語力は必要なのか?
「就活対策のためにとりあえずTOEICやらなきゃ!」と焦る人が多いですが、果たして英語力はどの程度就職活動で問われるのでしょうか?
その疑問に対して答えている記事やメディアは実は少ないですよね。
もちろん英語力があるに越したことはないですが、限られた時間を英語の勉強に使うべきなのかは一度考えてみましょう。
業界研究や企業研究により時間を使うべきなのかの判断はしたいものです。
外資就活・日系就活・ベンチャー就活など幅広い業界・業種の就活を経験している人材が集まっている内定の森。
今回は業界をまたいで使える「就活と英語の関係」についてまとめました!
英語力が試される場面
まず英語力が試される場面としては大きく4つのフェーズがあります。
履歴書
「TOEICの点数」「TOEFLの点数」を書く欄がどの企業にも必ずありますよね。
高いスコアを持っている人にとってはアピールポイントとなるでしょう。
ただ、ここで言う高いとは「TOEIC900点以上」「TOEFL ibt 100点以上」程度という非常にハイレベルな基準です。
特に外資就活をする学生にとっては、これくらいとっていないとアドバンテージになりません。
TOEIC800点なんてザラにいますからね。
海外を股にかけて働く総合商社においても同じようなレベル感です。
また履歴書における英語力アピールがそのまま選考優遇に繋がるかというと、そんなことは全然ありません。
というのも、面接における人柄面や能力的ポテンシャルのほうに比重が置かれているのは間違いないからです。
就活時期直前になってがりがり英語をやるよりは、もしかすると別の勉強に時間を振ったほうが効率的かもしれません。
Webテスト・筆記試験
これは直接的ですね。
総合商社や外資系投資銀行のWebテストでは、言語・非言語のほかに英語という科目が設けられていることが少なくありません。
レベル的には高校英語程度のものがほとんどですが、苦手な人は各自問題集で対策をするといいでしょう。
戦略コンサルにおいても、ATカーニーやIGPIなどの企業の筆記試験において英語で読解する問題が含まれています。
コンサルティング業界の筆記試験対策については後日別の記事でまとめますが、GMATの問題集を使うなどで合わせて英語対策をしておきましょう。
英語面接
英語面接が問われる場面は決して多くありません。
外資系投資銀行のIBD部門においては、モルガン・スタンレー、J.P.モルガン、シティグループなどで少し問われる程度です。
マーケット部門ではどこの会社でも問われます(笑)
戦略コンサルでは英語でケース面接をやる場合があるのはベイン・アンド・カンパニーくらいでしょうか?
その他、日本ロレアルのマーケット職の最終面接が英語であることは有名ですね。
基本的に「海外クライアントとのやり取りが多い業種」「グローバルオフィスとのやり取りが多い業種」だと英語面接が挟まれる場合があると認識しておいてください。
英語面接対策については、後日まとめた記事を載せますね!
内定後
内定後には入社前までに英語力を上げてもらうことを目的に、留学費用やベルリッツ通いの費用を補填してくれる企業が多いです。
特に外資系企業の場合はそのような手当てに厚いことで有名です。
内定前までは英語力は問わなかったものの、グローバル案件への対応のために社員の英語力向上を課題としてるファームやハウスも多いのです。
入社前の英語力の基準が一番厳しいのがマッキンゼー・アンド・カンパニーですね。
既定の英語力に達しない場合は入社ができない、ということまであるほどグローバルとの関係が多いのがマッキンゼーの特色といえます。
ここまで簡単に英語力を就活で生かす場面について触れてきましたが、次は実際に内定の森がオススメする英語力向上のための教材についてご紹介します。
現代はスマホを用いて簡単に英語力向上に時間を使える便利な時代なので、書籍のほかにアプリやツールも結構使えますよ!
英語力を鍛えられるオススメサービス
内定の森が厳選する英語サービスは以下の通り。
スタディサプリENGLISH
リクルートが運営しているサービスであるスタディサプリ。
日常英会話コースについては外資就活をしていた周りの同期も結構使っていました!
何よりいいのは月額が安いのに使い放題だという点です。
金欠になりがちな就活生にとっては、コスパが良いのは大変うれしいですね(笑)
英語面接対策という意味で、内定の森としては日常英会話コースをおすすめしています。
ただTOEIC対策コースも使っている人がいて評判が良かったので、気になる人はチェックしてみてください!
DMM英会話
DMM英会話もコスパが安くて就活生からは人気でした。
とにかく生でネイティブの外国人と会話できることがメリットといえそうです。
内定後も継続して使えるので、 今現在も愛用している内定者もいます!
ライザップイングリッシュ
ここでライザップイングリッシュを挙げるなんてネタだと思いますよね。
実は数人、内定の森運営メンバー の周りでライザップイングリッシュを使っていた人がいました(笑)
実際の効果ですが、TOEICの点数は勿論のこと日常会話レベルであれば前よりも格段に話せるようになったそうです。
ここまで覚悟を入れて英語力を上げるのは勇気がいりますが、英語力が本当に不安な人はチャレンジしてみるのもいいかもしれません!
Podcasts
iphoneアプリの一つであるPodcastsが実は意外と使えます。
内定の森メンバーが使っていたのは、CNNやBBCなどの海外ニュースです!
これを聴き流しながら移動したり作業することで、自然にリスニングを鍛えることができます。
ニュースに使われる英語は基本的にきれいな英語が多く、面接で使う英語とのシナジーもあるでしょう。
費用を掛けずに済ませたいという人にはおすすめです!
ただ、無料ということもあって意外に三日坊主で終わりがちなのでご注意を!(笑)
瞬間英作文
瞬間英作文は英語面接対策でおすすめしている教材です。
中学英語程度の文章をパッと言えるようになろうというコンセプトで作られた参考書であり、非常に効果が高いです。
書籍系で勉強する人にとってはこれ以上のものはないはずです。
実際英語面接でも華麗で美しい言い回しを披露する必要はありません。
中学英語がきちんと話せれば十分なレベルなので、対策のレベル感としても問題ありません。
「どの問題集を買うかでで迷ったら瞬間英作文!」と覚えておきましょう。
DUO
受験勉強をしていた人にとっては懐かしいかもしれません(笑)
DUOに関しても基本的には英語面接対策で使える教材としてご紹介します。
例文を暗記することで熟語の言い回しなどの感覚をつかんでおくと、自分が使えるフレーズのストックが増えて割と楽しく話せるようになるはずです。
勿論、文法の勉強にもなるのでTOEICやTOEFL対策にも横展開が可能です。
部屋の奥で眠っているDUOをもう一度復活させましょう!
海外ドラマ
スーツやフレンズなど、TOEIC対策ブログなどで紹介されている海外ドラマですが、やはりこれは使えます。
何よりストーリーを楽しみながら英語を学べるので、継続力が違いますね。
リスニングは勿論のこと、字幕をオンにして文法や言い回しを学ぶ材料にも使えたりするので、汎用性が高いです。
一昔前まではフレンズやフルハウスなどをDVDで楽しむのが一般的でしたが、最近はAmazon Primeでスーツを観るのが就活生のトレンドです(笑)
就活に必要な英語力を身に付けよう!
以上、英語力向上についてまとめてみました!
英語がすべてではないですが、就活において英語ができることはアドバンテージになります。
また、入社後も一生使えるスキルになることは間違いないので、ぜひ何か一つ教材を始めてみてください!