「就活はいつからはじまるの?」と疑問を持っている2021卒の皆さん!
就職活動はもう”はじまっている”のをご存知ですか?
今回はサマーインターンに参加していない学生向けに、内定の森が就活について詳しく解説します!
就活はいつからはじめればいい?
2020卒学生までの一般的な就活のスケジュール感は上の表の通りでした。
Y2は「大学2年生」、Y3は「大学3年生」、Y4は「大学4年生」を意味しています。
一応経団連が3月まで就活は公に解禁をしていなかったため、日系企業の場合は一律に3月から就活が始まっていたわけなんですね。
ただしもともと経団連に加盟していない外資系企業やベンチャー企業に関しては、3年生の夏からサマーインターンを開催して優秀層を囲い込んでいたわけです。
ですので3月解禁というのは形骸化していたのが実情でした。
そいうった背景もあり、2021卒からは基本的に就活協定が廃止され、日系企業も早期の囲い込みをしやすい環境へと様変わりしたのです。
就活の早期化に伴いより多くの就活生が早めに動きだしています。
就職活動をしていない皆さんは、既にガンガン動き始めている就活生のことを意識しておきましょう。
特に外資系企業を目指して就活をしている層はサマーインターンに何社も参加しています。
外資就活生は概して対人能力や思考力が高い傾向にあり、彼らとの差別化をしていかないといけないことには留意しましょう。
特に就職活動は経験値の差が如実に現れます。
サマーインターンを経験していると就活の空気感を肌で感じているため、外資就活生は「上手い面接の見せ方」や「上手いESの書き方」を知っている可能性が高いです。
そういったハイレベルなライバルがいることを前提に、就職活動を進めていく必要があるでしょう。
総合商社・日系証券・損保・広告代理店などの業界は、外資就活生も併願して受けてくる可能性の高い領域です。
こういった業界を受ける人は上記の意識づけがかなり大事になります。
サマーインターン未参加者がやるべきこと
とは言え、サマーインターンの選考がひと段落してしまっていると、サマーインターンに参加したくてもできませんよね。
そういった日系志望者にとって次の勝負は「ウィンターインターン」になります。
ウィンターインターン及びそれに続く本選考に向けて、今からやるべきことを以下にまとめました!
就活情報の収集
「情報がない=判断材料がない」ということなので、考えることも動くこともできません。
まずは就活情報を集めるところから始めていきましょう。
内定の森としては、大前提としてまずは就活メディアに登録することを推奨しています。
日系企業の就活であれば、以下の5つのメディアに登録しておけば情報収集には事足りるでしょう。
■ Unistyle
■ マイナビ
しかし内定の森の本音としては「周りで就活が上手くいっている人に話を聞く」というのが一番だと思います。
先輩でも勿論いいですが、オススメなのは外資就活生やベンチャー就活生の同期です。
東大早慶あたりに属している学生さんなら、ちょっと探せば周りに外資やベンチャーを受けている人に当たると思います。
こういった人は今年の就活の空気感を知っているので、今年の就活トレンドを押さえておく意味で繋がっておくといいでしょう。
上手く仲良くなれば選考情報の共有・ES添削などもしてくれるかもしれません。
G-MARCHや日東駒専に属している学生さんなど、中々周りにそういった人がいないという人にオススメなのは「高校の同期で高学歴大学に行った人にコンタクトをとってみる」という方策です。
おそらく高学歴の学生であれば何かしら就活に向けて動き出していると思うので、そういった元同級生にコンタクトを取ってみましょう。
何かしら有益な情報が得られるはずです。
説明会への参加
合同説明会や会社説明会が10月~11月には多く開催されるため、適宜申し込んで参加してみるといいでしょう。
レクミー等の合同説明会には「友達を合わせて誘うと商品券2000円が貰える」というような特典が付いている場合があるので、お小遣い稼ぎも合わせてできちゃいます。
勿論、説明会で企業が行うプレゼンはポジショントークがほとんどです。
恐らく綺麗ごとしか言わないと思います(笑)
しかし、自分の意識を就活モードに切り替えるという面では非常に有意義な時間になりますし、自分の知らない企業を認知する場にもなります。
ぜひ色々と参加してみてください!
内定の森としてオススメの合説エージェントは以下の3つなので、この辺りに登録をしておきましょう!
■ MeetsCompany
■ レクミー
■ type就活
OB・OG訪問
サークルやゼミなどでOB・OGと繋がりがある場合は、そのコネを利用して頼ってみましょう。
勿論向こうも仕事の合間に来てくれるわけなので、こちらが何も聞きたいことを準備していないで臨むのは失礼に当たります。
「〇〇という就活軸で企業を見ていますが、他に何か注意すべき点はありますか?」
「説明会では××という社風と聞いていますが、実際働いてみてそうお感じになりますか?」
といった形で、まずは自分の仮説を相手にぶつけて反応をもらう姿勢が大事でしょう。
「自分の仮説を持ってコミュニケーションを取る姿勢」は面接や逆質問でも同じなので、今のうちにマスターしておきましょう。
ただ、ノンゼミだったり自分の志望企業にOB/OGがいないという学生さんも多いかもしれません。
その際に使えるサービスがビズリーチ・キャンパスです!
登録すると自分と同じ出身大学のOB/OGが数多く出てくるので、片っ端からアポを取って会ってみるのは1つアリでしょう。
また、ベンチャー系の企業も合わせて見たいという人は、ニクリーチというサービスもおすすめ。
タダ飯を奢ってもらいながら人事とお話ができるという何とも「オイシイ」サービスです(笑)
内定の森運営メンバーもこの2つはたびたび利用していましたので、実体験込みでおすすめできるサービスです!
■ 同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」
ウィンターインターンの選考情報を確認
就活メディアや各企業のWebサイトから、自分が気になっている企業のウィンターインターンの情報を押さえにいきましょう。
・ES提出・Webテスト受検締切日
・インターン開催日程
・選考フロー
この辺りはしっかり押さえておきましょう。
選考フローに関しては、OneCareerや就活ノートなどの「選考体験記」を参考にするといいと思います。
過去の先輩方は何回面接を受けたのか、面接で何を話してウケたのか等が事細かにわかります!
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という孫子の言葉がある通り、まずは「敵」を知ることが重要ですね。
筆記試験・Webテスト対策
筆記試験やWebテストをナメていると、意外と落ちます(笑)
日系企業の就職活動でよく使われる型としては「SPI」と「玉手箱」の2つです。
SPIに関しては、基本的にテストセンター(首都圏在住の人は御茶ノ水で受けるテスト)が多いです。
テストセンターは一回受検すると、他の企業でもテスト結果を使い回し可能になります。
テストセンターの使い回しに関する内容は別の記事でまとめるので、お楽しみに!
玉手箱は自宅受検型がほぼ99%であり、自分のPCで受検する形になります。
「友達と一緒に解く」というグレーゾーンなやり方もありますが、最低限自分で解けるレベルに仕上げるためにも以下の問題集で対策をしておきましょう!
自己分析
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」の「己を知る」部分になります。
巷にはいろいろな自己分析手法が転がっていますが、内定の森がオススメする自己分析は至ってシンプルです。
1. 自分が面接で話せそうな経験・実績(ファクト)を洗い出す
2. その経験・実績から何を主張できるか(メッセージ)を考える
3. 1つのファクトから様々なメッセージが抽出できないかを考える
これさえ守っておけば、ESでも面接でも大コケすることはないはずです。
例を挙げましょう。
例えばあなたが「大学2年生の時に3か月の語学留学に行った」というファクトがあるとします。
その経験からどのようなメッセージが抽出できるでしょうか?
例えば「グローバル志向がある」「英語がある程度できる」「チャレンジ精神がある」などでしょうか。
こういったメッセージを、今度は企業ごとに当てはめていけばいいんです。
グランドスタッフやCAなどを受ける際は「英語力があります。というのも語学留学に行ったことがあって~」と言う。
総合商社を受ける際は「グローバル志向があり、異文化に抵抗なく協働できます。というのも留学に行った時の経験で~」と言う。
ベンチャーを受ける際は「常にチャレンジする姿勢を持っています。というのも大学2年生の時に留学を積極的に選んで~」と言う。
受ける企業によってメッセージをウケが良いものに変えていくことで、面接はポンポン通過できるようになります。
このように、1つのファクトから様々なロジックの線を引くことができることを覚えておきましょう。
ファクトが2つ・3つとある人は更に話す材料があるということなので、まずは経験・実績といったファクトの洗い出しをしてみましょう!
就活支援サービスの援助を受ける
ここまで諸々の就活対策を述べてきましたが、これは基本的に「独学」で行うものです。
しかしどうしても分からない部分やヒントを得たいことがある場合は、就活支援サービスを利用してみるのも手です。
相手は長年就職活動を見てきているプロフェッショナルであることには間違いないので、有益なアドバイスを得ることができるでしょう。
ですがあくまで就活支援サービスも「営利目的の企業である」ことは念頭に置いておきましょう。
基本的に就活支援サービスは「学生を〇人送客して〇万円」という契約でクライアント企業からお金を得ています。
ということは、半ば強引にクライアント企業に流し込もうとする就活支援サービスもある、というわけです。
今回、内定の森はそういった「怪しげな」就活サービスではない優良サービスをいくつかご紹介しています。
気になったサービスに登録してみて、ぜひアドバイスをもらいに行ってみてください!
■ 日系志望者向け
ベストマッチな企業との出会いがある就活は新しいフィールドへ【キミスカ】
■ベンチャー併願志望者向け
新卒就活エージェントなら!【キャリアチケット】
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【まとめ】ウィンターインターン応募に向けて準備しよう!
以上、今からできる就活対策でした!
内定獲得のためには早め早めの準備が重要です。
ぜひ時間を作って自己分析や面接対策を始めていきましょう!