外銀内定への道Vol.7【サマージョブ前面接編】

外銀内定への道Vol.7【サマージョブ前面接編】

ES・WEBテストを通過すればいよいよ面接。

ココを突破できなければサマージョブへの参加は永遠にできません。

外銀面接に通過できる面接の受け答えとは何なのか。

外銀内定者が多くいる内定の森だからこそお伝えできる珠玉のノウハウ集です!

▽前回の内定の道はコチラ▽

外銀内定への道Vol.6【筆記・Webテスト編】

外銀の選考フローにおける面接の位置づけ

就職難易度が高いと言われている外資系投資銀行。

その中で一つの壁になるのが「ジョブ前面接」と呼ばれる面接です。

外銀の大まかな選考フローは以下のようになっており、内定獲得には避けては通れないステップになっています。

書類選考(ES・Webテスト) ▷ サマージョブ前面接 ▷ サマージョブ ▷ ディナー等 ▷ 冬本選考へ

今回はサマージョブ前に挟まれる面接について話していきたいと思います!

外銀各社の面接形式・雰囲気

会社間で誤差はありますが基本的には以下のような形式となっています。

形式:集団面接(社員2~4 対 学生2~5)

時間:30分~1時間程度

質問:社員からの質問3~5問、逆質問1問

つまりは集団面接で自分を効果的にアピールできれば、だいたいどのジョブも参加できるというわけです。

一応各社細かな違いはあるので、会社ごとに気づいた特徴について軽く触れておきます。

ゴールドマン・サックス

形式:集団面接(社員3 対 学生4)

時間:30分~1時間程度

質問:日本語面接

上記は証券部門(マーケッツ部門)の面接形式で、投資銀行部門の面接形式は少し異なります。

投資銀行部門は選考が2回に分けられていて、1次がグループディスカッション、2次が2対1の個人面接となります。

採用時期が違うこともあって他社と比較すると欲しい人材条件が違い、若干異なる形式を採用しているようです。

質問に関しては非常にオーソドックスなことが訊かれます。

「なぜ〇〇部門なの?」「なぜゴールドマンなの?」「学生時代頑張ったことは?」「挫折経験は?」などなど。

テンプレとも言えるような質問ばかりですね(笑)

基本的にどの部門も共通して「ルックスの良い女子」「体育会系男子」を好む傾向にあるので、それに該当しそうな人は合格確率は高くなると思います。

モルガン・スタンレー

形式:集団面接(社員2~4 対 学生5)

時間:1時間程度

質問:日本語面接、グループディスカッション1題

基本的には投資銀行部門もマーケッツ部門(株式セールス&トレーディング、債券セールス&トレーディング)も集団面接です。

投資銀行部門の場合は面接30分・GD30分の二部構成になっており、多角的に学生を評価しようという姿勢が伺えます。

ただ基本的には面接での評価でほぼ決まると思われるので、面接でしっかりアピールしましょう。

挙手制を採用していますが、一概に早くに答えることが選考通過に繋がるとは限りません。

面接官の記憶に残るようなエピソードを話すように心がけてください。

ゴールドマン・サックスと同じように「なぜ〇〇部門?なぜモルガン?」「自分の強みは?それをサマージョブでどう生かす?」「将来のキャリアは?」「趣味は?」などオーソドックスなことが訊かれます。

割とカチッとした雰囲気で緊張感はありますが、和むような話をすると社員さんもにこやかにしてくれるのであまり気負い過ぎずに臨みましょう!

J.P.モルガン

形式:集団面接(社員2 対 学生3) × 3セット

時間:1時間30分

質問:①グループディスカッション ②英語面接 ③日本語面接

上記は投資銀行部門の面接になります。

学生側が一つの部屋にとどまり、社員がそこを代わりばんこに訪ねてきて面接をするという形式です。

時間の使い方も多種多様であり、どの面接回でも〇をもらう必要があるでしょう。

気になる英語面接ですが「自分の強みについて英語で話してみて」「この業界が仮に給料低かったら辞める?残る?」などオーソドックスなものからトリッキーなものまで色々訊かれます。

よく言われることですが、投資銀行部門の英語面接は「英語へのアレルギーがないか」という点を重視して見ているので中学英語で全く構いません。

稚拙な内容でも構わないので、堂々と受け答えしましょう。

モルガン・スタンレーと雰囲気は似ており割と真面目な雰囲気ですが、モルスタと比べて「素朴さを持つ未完の大器」を好む印象があります。

巷で言われる「プロ就活生」は結構嫌われる傾向にあるので、面接を通じで真面目で素朴な雰囲気を伝えることを心掛けましょう!

メリルリンチ

形式:集団面接(社員2 対 学生2) × 2セット

時間:1時間

質問:①日本語面接 ②日本語面接 or 英語面接

投資銀行部門は日本語面接2セット、金融市場部門(マーケッツ部門)は日本語・英語各1セットという面接になります。

質問内容としては志望動機などのオーソドックスなことからESや履歴書に書いてある資格や研究のことなど、社員によって気まぐれに色々と質問をしてくる印象があります。

メリルリンチは米系投資銀行の中で一番自由な雰囲気があり、社員さんもあまりマニュアルに沿って質問しているわけではなさそうです。

また、倍率的には2人のうち1人が面接通過をする感じだと思って間違いないです。

実際片方の話が盛り上がるとそちらの学生にばかり質問が集中して、もう片方の学生はアピールの場すら与えてもらえなくなることも日常茶飯事です。

序盤で「面白い奴だな」と面接官に思わせられるかが、面接通過のカギと言えるでしょう!

シティグループ

形式:集団面接(社員1~2 対 学生4~5) 

時間:1時間

質問:日本語面接(一部英語面接あり)

シティは外銀の中でもオーソドックスな選考方式を取っており、面接も日本語と英語の両方が訊かれます。

質問を訊く順番も基本的には端の席から順々に訊いていく感じです。

英語面接の内容はオーソドックスで「自己紹介を英語でしてください」「気になるM&Aを英語で話してください」と言った内容が訊かれます。

事前に英語のスクリプトをワードに起こしておいて、どういうフレーズを使おうかを簡単にイメージトレーニングしておけば、十分に対応できます。

シティはジョブ前面接の倍率はそんなに高くないので、失点だけは避けるように受け答えをしておけば大丈夫だと思います!

UBS

形式:ビデオ面接

時間:1時間

質問:日本語面接(一部英語面接あり)

UBSは昨年からビデオ面接をグローバルで取り入れており、今年も引き続きこの仕様が続く可能性があります。

パソコンに向かって面接をすることになるので、若干シュールですがそこは我慢しましょう(笑)

質問内容としては「志望動機」「気になるM&A」と言ったオーソドックスなことが訊かれます。

英語面接では「バンカーとして持っておくべき要素は?」と言うような基本+αのような質問が訊かれます。

一般的な外銀の面接対策をしておけば問題ないと思います!

バークレイズ

形式:集団面接(社員1 対 学生4~5)

時間:30分

質問:日本語面接 (面接後に筆記試験あり)

バークレイズの雰囲気はメリルリンチと似ています。

自由奔放なバンカーが多く、質問もトリッキーなものが飛んでくることがあります。

「このフロアまで上がってくるのに階段は何段必要だと思う?」「最近ハマっているものは?」といった感じの質問が飛んでくるので、どちらかと言うとアドリブ力のほうが必要です。

外銀面接あるある

ここで、外銀面接でありがちな事例を2つ紹介します。

落ちる事例と受かる事例を紹介するので、両者を比較してみて気づいた点はメモしておくようにしましょう!

面接に落ちる事例

社員;自己紹介をお願いします。

〇〇大学経済学部経営学科経営学専攻◇年のナイモリ太郎と申します。

私はゼミで金融市場について研究をしており、アナリストレポートを読みながら株式のアナリストレポートを発表した実績がございます。

また、テニスサークルに所属もしており、サークルの代表として東日本大会出場に向けてチームをまとめる役割を担っています。

よろしくお願いいたします。

社員:志望動機を教えてください。

私が御社を志望する理由は、大きく分けて2つございます。

1つ目は、日本経済の発展に貢献したいという夢を叶えたいと思っているためです。

私はゼミで金融市場について勉強しており、その中でM&Aこそが日本経済の復活について大変重要になると痛感しております。

これから市場の縮小が叫ばれている現在の日本経済の中で、企業統合や買収によって力を付けて国際競争力を高めていくことは不可欠なのではないかと感じております。

その業務に携われるのが投資銀行部門であるため、私は投資銀行部門を志望しております。

2つ目は、御社の優秀な社員さんに囲まれながら自由な環境で自己成長していきたいと考えているためです。

御社の社風は私に合うと実感しているほか、御社はトップティアの投資銀行ハウスであるため、私はその中で見識を深めて自己研鑽をしながらバンカーとして自己成長をしてきたいと考えています。

社員:学生時代に頑張ったことは何ですか?

私が頑張った経験は、テニスサークルでの代表としてサークル運営を引っ張ったことです。

私が入会した頃にはサークルは万年弱小チームで士気も低かったのですが、私が代表になってからはサークルのメンバーと細かくコミュニケーションを取ってモチベーションを保つように促したりしました。

その結果前の年よりも勝ち上がる人が増え、サークルとして久しぶりに東日本大会へ出場する機会を手にしました。

社員:最近気になるM&Aとかありますか?

富士フィルムがゼロックスの買収に失敗したことです。

それまでM&Aとは買収側・被買収側の経営陣が納得すればエグゼキューションまで円滑に進むと思っておりましたが、株主の訴訟を機に買収さし止めが起こったことを知り、アメリカでの株主の存在感を改めて思い知りました。

…ぶっちゃけ、こういう面接をしている人が大多数なんですよね。

ただ、こういう面接をしていると大抵落ちます。

なぜか?

それは次の事例を見ると一目瞭然でしょう!

面接に受かる事例

社員;自己紹介をお願いします。

〇〇大学経済学部のナイモリ太郎と申します。

学生時代はテニサーの代表をやっていました。

「テニサー」という響きから想像される通りの飲みサーだったのですが、私は黙々とテニスをするというサークル内では珍しい人種でして、この夏もテニスをしまっくてるのでこのように肌は真っ黒です(笑)

本日はよろしくお願いします。

社員:志望動機を教えてください。

私が御社を志望する理由としては、サマージョブを通じて投資銀行のお仕事に対する理解をもっと深めたい、そして深めるならばトップ企業である御社のジョブがいいと思ったためです。

現在金融市場のゼミに所属しているのですが、先ほど申し上げた通り私はテニス漬けの大学生活だったので、ゼミ選びも適当で友達から推薦で何となく今のゼミを取っていました。

ただ最近、親戚のバンカーの人からたまたま投資銀行の仕事の魅力を聞く機会があって「意外と金融って面白そうかも?」と思い始めたんですね。

そこで運よく御社の会社説明会があったので参加したところ、投資銀行のビジネスモデルであったり将来性が非常に面白いということを知りました。

また座談会で◆◆さんや■■さんとお話しさせていただいたんですが、お二方どちらも凄いカッコよくて、金融業界で働くのであればこういう会社が良いなと純粋に思いました。

ただまだ知識的な部分でしか投資銀行のビジネスを理解していないですし、何より自分に適性があるのかも分かりません。

そういうこともあり御社のサマージョブに参加させていただけるのであれば、一生懸命課題に取り組んで投資銀行業務を肌で感じたいのと、御社の社員さんと多くお話しさせていただきたいと思っております。

社員:学生時代に頑張ったことは何ですか?

そうですね、冒頭の自己紹介で申し上げた通り、やはりテニサーの代表としての経験が一番です。

私が入会したての頃は本当に飲みサーで、練習よりも飲み会のほうが多いくらいなんじゃないかと疑いたくなるくらいだったんですが、それじゃダメだと思って周りに声をかけて積極的に練習をする姿勢を見せたんですね。

それは3年生で代表を務めたときもずっと続けていて、最初は「なんだよあいつ水臭いな」と思われていたかもしれませんが、だんだん周りも私の姿勢を認めてくれて真面目に練習する人が増えてきました。

その結果、サークルでは5年ぶりくらいに東日本大会出場が決まりました。

この経験を通じて、今まで自分では気づかなかったのですが愚直に頑張る姿勢を見せることで周りを巻き込んでいく強みがあるなと感じ、社会人になっても生かしていきたいなと思っています。

社員:最近気になるM&Aとかありますか?

電通が今年の4月と6月に相次いでヨーロッパ系の広告代理店を買収したのに興味を持ちました。

個人的には「電博」の買収戦略の違いと言う点で見てみると非常に面白いなと感じています。

電通は3年くらい前から「グローバルでデカくなる」こと一点張りで、イギリスのイージスなどの広告代理店をキャッシュに任せてバンバン買っています。

今回も多分、その一環で欧州系の広告会社を買ったんだと思います。

かたや博報堂は海外比率を高めるというよりも、既存顧客のニーズ多様化にいち早く応えられるように「デジタル」に絞って買収戦略を打っているようです。

経済学部の先輩の就活話を漠然と聞いていた2年生の頃なんかは「電博」と一括りで見ていましたが、よくよく見ると2社で全然戦略が違うんだなというのを知って、ますますコーポレートファイナンスにも興味が湧きました。

外銀面接を通過するための2つのポイント

両者の事例を比べてどう思われましたか?

おそらくだいぶ違うはずです。

この両者の違いを抽象化すると、以下のように2点にまとめられます。

キャラ付けをして面接官の記憶に残るようにする

面接は「社員の記憶に残るか否かゲー」であるのは間違いありません。

というか、それ以上でもそれ以下でもありません。

その前提で見てみると、前者の面接は「聞いていて面白くない」、後者の面接は「聞いていて面白いな」と思える面接内容になっているでしょう。

前者のほうは模範解答は言えているかもしれませんが、どことなく暗記感がありますし、身の丈に合った原体験が少ないので「歯が浮くセリフばっか言ってるな、こいつ」と思われる確率は非常に高いでしょう。

外銀志望者は割とここを勘違いしがちなんですよね。

金融知識に長けていることをアピールしたり、学生時代に頑張ったことでドヤったりすれば「すげえ!」と社員に思ってもらえると考えているなら今すぐ改めましょう。

そうではなく、社員は「素直そうなやつだな」「後輩として可愛がってやりたい奴だな」と思える学生を通過させるんです。

業務を考えてみれば至極真っ当ですよね。

最初はExcelのモデリングを中心としたシットワークが中心ですし、先輩から教えを乞わなければバンカーとしてレベルアップしていけません。

半ば「徒弟制度」のような働き方が外銀では一般的なのに、自己顕示欲が強い後輩・可愛げがなさそうな後輩だと先輩としても扱いづらいんです。

そのような背景を踏まえて後者の面接事例を見ると、率直に原体験が語られているうえ口調も変にかしこまっていないですよね。

むしろ若干ウケすら取りに行っているように思えます。

これでいいんです。

素直さや愛嬌がアピールできれば、それでいいんです。

そこだけは絶対に押さえておいてください。

真面目に答える箇所/面白く答える箇所のメリハリをつける

かと言って砕けすぎると「こいつ営業に連れて行けるのかな」と思われてしまいます。

しっかりとメリハリをつけて「締めるところは締める、砕けるところは砕ける」という姿勢が大事です。

志望動機や自己PRは一般的にカチッと決めたほうが良いですね。

他方、趣味や将来のキャリアなんかは割と砕けた形で語ってしまって大丈夫だと思います。

ガクチカや気になるM&Aはその中間くらい。

原体験のユニークさで気を引きつつ、主張やメッセージは真っ当なものに繋げるというやり方がオススメです。

【まとめ】外銀面接はメリハリが大事

以上、外銀面接のポイントを徹底解説してみました!

こちらを参考に、ぜひ面接を突破してください!

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「外銀内定への道」シリーズ一覧

外銀内定への道Vol.1【外銀全体編】

外銀内定への道Vol.2【部門紹介編】

外銀内定への道Vol.3【各社紹介編①】

外銀内定への道Vol.4【各社紹介編②】

外銀内定への道Vol.5【ES(エントリーシート)編】

外銀内定への道Vol.6【筆記・Webテスト編】

外銀内定への道Vol.7【サマージョブ前面接編】

外銀内定への道Vol.8【サマーインターン編】

外銀内定への道Vol.9【サマー囲い込み編】

外銀内定への道Vol.10【ウィンターES編】

外銀内定への道Vol.11【ウィンター前面接編】

外銀内定への道Vol.12【ウィンターインターン編】

外銀内定への道Vol.13【スーパーデー編】

外銀内定への道Vol.14【内定者時代編】

 

 

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