外資戦略コンサルティング・ファームや外資系投資銀行を目指す学生の登竜門となっているコミュニティ「FactLogic Executive(通称:ファクロジエグゼ)」ですが、気になる評判・口コミや選考情報はネットに上がっていません。
FactLogic Executive(ファクロジエグゼ)の評判や選考・サービス内容についてまとめてみました!
FactLogic Executive(エグゼ)とは?
外資系戦略コンサルティング・ファーム、外資系投資銀行を目指す学生が集まる選抜コミュニティです。
2019年卒から運用が始まり、2020年卒以降も引き続き募集が行われているようです。
外資系コンサルティングファームの選考情報を集めたWebメディア「ファクトロジック」がリアルイベントにも顔を出してきた、ということになりますね。
FactLogic Executive(エグゼ)の運営元は?
10年ほど前から新卒の人材紹介業で力を伸ばしている「スローガン株式会社」が運営母体となっています。
スローガンは「FactLogic」のほかに「Goodfind」「FastGrow」といった就活・キャリアに関連するメディアも運用しています。
難関企業を狙う就活生で聞いたことがない人はいないでしょう。
【会社名】
スローガン株式会社(Slogan, Inc.)【設立年月日】
2005年10月24日【所在地】
[ 東京本社 ] 〒107-0062 東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル 3階【役員】
伊藤 豊 代表取締役社長(スローガンWebサイトから引用)
Goodfindとは?
FactLogicの姉妹サイトであるGoodfindはベンチャー系の案件に強みを持ちます。
もともとスローガンはGoodfindを主幹事業に据え、ベンチャー企業と学生とのマッチングで手数料を抜きながら拡大してきた経緯があります。
ベンチャー企業に興味がある学生はぜひこのGoodfindに登録してみるといいでしょう。
ロジカルシンキング講座やグループディスカッション講座なども開かれているので、外資志望者などにとっても使える部分は多そうです。
FactLogic Executive(エグゼ)のサービス内容は?
ではFactLogic Executiveに入会するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
FactLogic Executive経験者からのヒアリングを通しておすすめできるサービス内容は主に3つになります。
週1程度で開催される勉強会
ケース面接対策講座、グループディスカッション対策講座、模擬面接、ジョブ対策講座など、難関企業を目指す就活生にとっては喉から手が出るほど欲しい講座・イベントが目白押しです。
講師は外資系戦略コンサルティング・ファーム内定者や外資系投資銀行内定者が行うため、講座の質や説得力という面でも問題ありません。
内定者のメンターサービス
マッキンゼー、BCG、ベイン、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、J.P.モルガンといった超難関外資系企業に内定している先輩が各学生に対してメンターとしてついてくれます。
メンターはES添削や面接対策のほか、受験企業に関する相談等にも親身に乗ってくれる存在なので就職活動における強い味方となってくれるでしょう。
ここでトップ層の先輩と繋がりを作っておくことは入社後の社内政治を円滑に進めるのはもちろんのこと、転職や起業の際に役立つ可能性もあります。
プライベートでも仲の良い関係を築けるくらいにコミュニケーションを取ってみましょう!
企業とのタイアップイベント・特別選考会
ベイン・アンド・カンパニー
A.T.カーニー
ゴールドマン・サックス(アセットマネジメント部門)
アクセンチュア(戦略部門)
ローランド・ベルガー
ドリームインキュベータ
DeNA 南場智子社長の講演会
など、ファクロジエグゼに選ばれた学生限定のイベントが多く用意されています。
実際これらのイベントで企業に目を付けられると、後日特別選考に呼ばれることもあったようです。
就職活動を有利に進めるうえで貴重な機会になることは間違いありません。
FactLogic Executive(エグゼ)の選考内容は?
① 専用ページから申し込み
② グループディスカッション選考会(1次選考)に合格
③ 面接(2次選考)に合格
この3ステップを踏んで初めてファクロジエグゼへの入会権利が与えられます。
グループディスカッション選考会
1次選考はグループディスカッションです。
お題は至ってシンプルなものが多く、市販のフェルミ推定対策書籍に出てくるような典型的な例題が出されます。
ただFactLogic側もそれを認識していないわけがないので、問題の傾向を変えてくることはあるでしょう。
しかし難しい問題だった場合でも周りの学生も同様に難しくて解けないので、しっかりと自分の意見を述べてアピールができれば問題ないです。
各班に選考官が一人つき、丁寧にフィードバックをくれるので有意義な時間になると思います!
面接
晴れてグループディスカッションを通過すると次は面接になります。
1次のグループディスカッションと2次の面接との間の日程で自己PRや就活軸などを聞いてくる簡単なESを書かされるため、ESのことが聞かれる場合が多いようです。
「学生時代頑張ってきたことは?」「なんで外コン/外銀なの?」といったオーソドックスなことは訊かれると思っておいたほうがよさそうです。
そのほかにも戦略コンサル志望者に対しては簡単なケース面接が出されることもあるようです。
「〇〇の売上を推定して、5年後に2倍にするには?」
「〇〇の課題を解決するための施策考えて」
といったことが訊かれるので、簡単に答えられる準備をしておきましょう。
おそらく面接に呼んでいる学生は2パターンあるでしょう。
① ほぼ合格確定で意思確認程度
② グループディスカッションで合否を決められず、面接で合否を決める
1の場合はほぼ雑談、2の場合はしっかりとした選考(ケース面接など)がされる感じになりそうです。
FactLogic Executive(エグゼ)の選考日程は?
春選考は3~5月に複数回、秋選考はサマーインターン終了後の9~10月頃が選考のピークになるようです。
定員の目安は例年30名程度であり、早ければ春は4月頃に一度選考を打ち切ってしまうことも考えられます。
日程を合わせて積極的に参加してみてください!