東大早慶の学生なら一度は聞いたことがあるであろう就活支援サービス・ネクスベル。
誰しもが登録する無料の就活サービスになりつつあるネクスベルですが、ネット上にはあまり情報が上がっていません。
ネクスベルの気になる評判・選考内容・就活実績は?
運営メンバーが総出を振るって情報をまとめてみました!
ネクスベルとは?
上位大学生向けの無料就活支援サービスです。
会員選抜方式を採用していて、ネクスベル会員になると企業の選考案件の紹介や就活相談を受けることができます。
会社名 :株式会社ネクスベル
代表者 :早川直樹
企業理念 :「明日を創る者たちへ」
公式サイト:http://nexvel.co.jp/
(ネクスベル公式サイトから引用)
ネクスベルのサービス内容
東大・一橋・東工大・早稲田・慶應・上智がボリューム層のため、上位層からのニーズに応えるようなサービス設計になっています。
LINEでの就活相談
各学生一人ひとりにネクスベルコンシェルジュが付き、就活スケジュールや受験企業の相談に乗ってくれます。
忙しくて個々の企業を見る時間のない体育会の学生や、理系院生にとってはうれしいサービスですね。
ただ、1つ懸念点としてあったのがLINEの返信スピードが遅いこと。
基本的には週1~2回の返信スピードです。
時期によっては形式的な企業案件の紹介のみの時もあるので、周りの学生から不満の声も聞かれました。
そのため秋以降からは電話面談や対面での個別相談会も頻繁に開催されるようになり、サービスとして非常に使いやすくなった印象があります。
就活を始めたばかりで右も左も分からない時期にネクスベルのような使いやすいサービスがあるのは嬉しかったですね!
企業案件紹介
ネクスベルと契約している難関企業が会員向けにタイアップイベントを定期的に開催してくれています。
勉強会や個別面談という立て付けの時もあれば、早期グループディスカッション選考会と明記されている会もあり企業によっても様々です。
開催企業は少なからず学生を評価している部分はあるので、常に評価されていることを忘れずに参加することが求められます。
どのくらいサマーインターンや本選考に響いているのかは不明ですが(笑)
また内定の森メンバーの中にはある企業の選考会で評価をもらったことで、ネクスベルからその後さらにレベルの高い企業案件が回ってくるようになったという人もいます。
ネクスベルと難関企業の間でも評価のすり合わせが行われている可能性は高いので、ネクスベルからも推薦されるような学生になっておくのが得策です。
コンサルティング・ファームやITベンチャーの案件が多く、次いで日系企業がポツポツあるといった感じでした。
過去に企業案件があった例
BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)
ATカーニー
アーサー・D・リトル
ローランド・ベルガー
ドリーム・インキュベータ
IGPI(経営共創基盤)
野村総合研究所
DeNA
Speee
マクロミル
レバレジーズ
ワークスアプリケーションズ
レイスグループ
リタリコ
リクルートジョブズ
リクルートホールディングス
SMBC日興証券
ネクスベルのオリジナル講座
ネクスベル代表の早川直樹さんが主宰するグループディスカッション講座・ジョブ対策講座・ケース対策講座などが随時開催されます。
内定の森運営メンバーからの評判は軒並み良かったのですが、周りの学生に聞いてみると「消化不良だった」「ケース対策講座は全然前に進めてくれず、なぜか叱責された」といった不満を持った人もいるようです。
しかしこのようなことを言う学生は「ネクスベルに入れば難関企業に受かる」と過度に受動的になっている傾向がありました。
ネクスベルは東進予備校でも河合塾でもなく、あくまでも就活支援サービスです。
能動的に自分から機会を活用し、何を持ち帰っていくかという主体的な姿勢で臨むことが必要になるでしょう。
この姿勢は就活全般で必要な姿勢になるのでそこは肝に銘じておきましょう!
ネクスベルの実績・評判
気になるネクスベルの就活実績や評判についてです。
まずは就活実績について。
周りの友人たちを見ていると、ITベンチャーやリクルート系の実績は強いように思えた半面、戦略コンサルや外資系投資銀行への内定実績はまだまだこれからといった感じでした。
あくまでネクスベルは無料の就活支援サービスであり、就活塾のようなコミュニティ制ではありません。
就活実績で質を測るのはあまり意味がないかもしれませんね。
ネクスベルから良い評価をもらえるように努力しつつ、企業案件などの使える部分をどんどん利用させてもらうというスタンスで問題ないでしょう。
気になる評判は、前述の通り学生によって評判の良し悪しがブレるというのが正しい見解です。
賢くサービスを使うことができれば恩恵を受けられるサービスなので、ぜひ皆さんも上手な使い方を模索してみてください!
▽ネクスベルについての詳しい記事はコチラ▽
ネクスベルの登録方法
① 以下のURLから登録会(選抜会)に申し込む
https://nexvel-service.com/selection/courses/2/apply/new
② 登録会(選抜会)に参加する
③ 合格して晴れて会員になる
では、気になる登録会(選抜会)の選考内容はどのようになっているのでしょうか?
ネクスベルの選考内容
年度や時期によって多少のばらつきはありますが、基本的にはGD(グループディスカッション)を数回行い、ネクスベル社員から評価をつけてもらうシステムです。
会場に着くと1班5~6人ほどのグループに分けられ、最初にネクスベルのビジネスモデルや設立目的についての説明を受けます。
その後10~15分程度のGDを数回行います。
各班にネクスベル社員が1人つくため、GD終了後には一人一人に対して丁寧なフィードバックをしてくれます。
議論の組み立て方・発言の内容・論点設計など、就活ノウハウの基本的なところを丁寧に見てくださっているので、合否に関わらず有益な場となるでしょう!
ネクスベルの合格倍率
ネクスベルの登録会(選抜会)の合格倍率に関してですが、正確なところは社員さんしか知りえないので何とも言えないところです。
またネクスベルには会員数の上限があるとのことなので、大量に会員を取りたい大学3年/修士1年の春(4~5月)や、秋会員を募集している9月~10月頃の合格倍率はそんなに高くないのではないかと考えています。
年間をならして平均化すると、だいたい1.5~2倍といったところが妥当な数値かもしれませんね。
(内定の森の主観なのであまり当てになさらぬよう笑)
ネクスベルの評判まとめ
以上、就活サービス・ネクスベルに関する情報をまとめてみました。
結論として、ネクスベルは受け身で使っていると旨味を享受しにくいサービスと言えます。
しかし賢く使えば非常に有益なコンテンツを提供してくれるので、上手に関係を築きつつ、就活を進めていきましょう!
おすすめ就活支援サービス
内定の森がおすすめする優良就活支援サービスです!
OfferBox
内定の森メンバーも使っていたスカウト型就活サービスです。
オファーボックスの特徴としては「企業側からスカウトが来る」というもの。
自分のプロフィールを登録しておくと、それを見た企業から「ウチの選考を受けてください」というメールが届くようになります。
普段は自分からエントリーしなくてはいけない就活ですが、向こう側から連絡をくれるのは嬉しいですね!
日系・外資・ベンチャーと登録企業の幅も豊富で、内定の森メンバーも重宝していました。
登録をオススメしたい一押しサービスです!
ハローナビ
キャリアチケット同様に就活支援を無料で行ってくれるのがハローナビ。
キャリアアドバイザーがつきっきりで面倒を見てくれるのが嬉しいですね!
企業との共催イベントも数多く開催しているので、情報収集の場としても事欠きません。
ビズリーチ・キャンパス
OB・OG訪問をする際にメインで使えるサービスといえばビズリーチ・キャンパス。
自分と同じ大学出身のOB・OGに直接コンタクトが取れてしまいます。
総合商社・メガバンク・損保・メーカーなどの日系大手を受ける人にとっては喉から手が出るほど欲しかったサービスです。