就活界隈には毎年10人程度、外資系企業複数社から内定をかっさらうハイエンド学生がいます。
プロ就活生あるいは就活強者と呼ばれる彼らは学部3年/修士1年のサマーインターン対策に向けて、どんな選抜コミュニティを使っていたのでしょうか?
「ココへ入れば間違いなし!」のオススメ選抜コミュニティをまとめてみました!
選抜コミュニティとは?
そもそも選抜コミュニティとはどういった性質のものなのでしょうか?
一言で表すならば「難関企業を目指す学生が選考対策や情報収集をする場所」です。
就活塾とは違って学生がお金を払うようなことはなく、基本的にどこも無料での運用が行われています。
その代わりにコミュニティ運営側としては、優秀な学生の名簿リストを餌に企業へ営業を掛けて人材紹介料を得ることでマネタイズしているわけです。
そのため悪質な就活エージェントの場合、企業案件に強引に案内されることもあります。
ただ今回ご紹介するエージェントは、どこも優良サービスを提供している企業や団体なのでご安心ください!
YC塾
外資トップティア企業内定塾であるYC塾。
■ ゴールドマン・サックス
■ モルガン・スタンレー
■ JPモルガン
■ メリルリンチ
■ マッキンゼー・アンド・カンパニー
■ ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)
■ ベイン・アンド・カンパニー
■ P&G マーケティング部門
上記企業を「コア8企業」と定義し、これらの企業への内定実績をウリに学生からの人気を集めています。
東大早慶上智への合格実績をドヤる東進と同じような匂いがしますね(笑)
ただこのYC塾に合格した学生はみんな超優秀なトップ学生であることに間違いありません。
現に内定の森メンバーの知り合いにもYC塾出身の人がいますが、彼はズバ抜けて能力が秀でている逸材でした。
おそらくその年の就活界隈で有名になるトップ層の大方はYC塾に所属しています。
それだけ周りから嫉妬の対象になるわけですが、このコミュニティに所属しておいてそんなことは一つもありません。
高い倍率の選考で、毎年200人中5人程度しか合格しないハイエンドコミュニティですが、ぜひ選考を受けてみてください!
▽YC塾に関しての個別記事はコチラ▽
FactLogic Executive
FactLogic Executive、通称ファクロジエグゼ。
2019年卒から運用が始まり、2020年卒・2021年卒・2022年卒と今期で4年目になります。
外資系のジョブに参加している学生の6割程度はエグゼ会員という噂が流れるほどで、実際エグゼも厳しい選考を潜り抜けないとコミュニティ入りができません。
ただ少数精鋭でかつノンビジネスサービスのYC塾に比べ、スローガン株式会社のもとでがっつり営利目的で運営しているFactLogicは「合格実績がすべて」です。
それもあって学生を多く採っており、比較的選考の倍率は緩いほうだと思います。
とは言っても、グループディスカッション・ES・面接とまるで難関企業さながらの選考を潜り抜けないといけないわけですが…
ファクロジエグゼの説明に関しては以下の記事で詳しく書いているので、気になる方は下をクリック!
Alternative Internships
メガベンチャー出身の元採用責任者が起業して立ち上げた就活支援サービスであるAlternative Internships(オルタナティブインターンシップ)。
近年注目されている就活サービスですが、こちらもオルタナ選抜会員という特別コミュニティがあるとのことです。
講師はワークスアプリケーションズで人事採用責任者を務められた方、外資戦略コンサルや投資銀行出身者の方が中心で、就活の酸いも甘いも知り尽くしている方々による本質的な講座設計になっています。
また一つ上の先輩である外資系企業内定者がメンターとしてついてくれるので、気軽に就活やキャリアの相談をすることができます。
気になるオルタナ選抜会員のレベル感ですが、間違いなくその年のトップ層であり外資系企業のジョブで見かけることは少なくありません。
特に就活初期は所属しておくことが一種のステータスになるので、マウントを取りたい人にはおすすめのサービスかもしれません(笑)
ネクスベル
会員制就活サービスのネクスベル。
もともと会員制であるのは勿論のこと、優秀だと判断された学生はさらに上の選抜コミュニティに招待がされます。
講座の内容や課題に関してはシークレットで参加者へのヒアリングをしても良い返事はもらえませんでしたが、ビジネススキル向上のための課題に取り組まされていることは確かなようです。
就活をしていくうちに分かるとは思いますが、ネクスベルに関する就活生の評判は正直まちまちです。
「すごい使いやすい!」という学生もいれば「全然相談に乗ってくれないで、形式的な企業案件しか紹介してくれない」という学生もいます。
ただし2019年初頭に「レクミー」を運営するリーディングマーク社に買収されたことを受け、更なるサービスの充実が期待できます。
また、以前別の選抜コミュニティで講師を務められていた方が2021年卒からはネクスベルに移られたこともあり、サービスの質の向上が図られる可能性は高いと言えます。
就活生はぜひ一度登録会に足を運んでみましょう。
ネクスベルの上手な使い方に関しては、以下をチェック!
Unistyle Top Students
先輩たちの膨大なESがストックされているWebメディアのunistyle。
FactLogicと同様に近年unistyleもメディアからリアルイベントに参画し始めています。
様々なイベントが開かれるのは勿論ですが、その中で選抜コミュニティである「unistyle top students」というプログラムが夏前に走り出します。
この選抜コミュニティに所属していたという学生はあまり聞きませんが、選考はしっかりされているはずなので選抜生はある程度の実力は持っているということの証拠になるでしょう。
unistyleのことをもっと知りたい!という人は以下の記事を読んでみてください!
外資就活アカデミア
2020卒から本格始動した選抜コミュニティである外資就活アカデミア。
外資就活ドットコムがリアルイベント領域にも参入してきたことになります。
FactLogic ExecutiveやAlternative Internshipsとコンセプトはさほど変わらず、戦略コンサルや外資系投資銀行を目指す学生を囲い込むコミュニティです。
メンターも有名コンサルファームや外銀の内定ホルダーなので、質の高いサービスを受けられるはずです。
ただしFactLogic Executiveなどと比べて設立年が浅いこともあり、サービスのフローが未整備のところも多く散見されました。
そこはこれからの課題と言えるかもしれません。
他の選抜コミュニティと掛け持ちで所属している学生も多く、とりあえず受けて損はないと思います!
J-CAD
Goodfindが新たに創設した選抜コミュニティ。
2019卒から試験的に運用が開始され、2020卒から本格的に始動しています。
以前内定の森で質問を受けた際、簡単に活動内容についてはご紹介しています。
日系大手・ベンチャー・外資等の様々な会社のトップ社員数名と個別面談をすることで、自分のキャリア観を醸成していくためのプログラムになっています。
2019卒でJ-CADに参加した学生にインタビューしたところ、面談という立て付けであることが最大の特徴だそうです。
ある程度気軽にどんどん質問することができて企業理解が進んでいくとのこと。
野村総研・GSアセマネ・博報堂・JT・リクルート・三菱商事・伊藤忠商事など様々な業界の企業が来るとのことですので、自分がどこに適性があるのかが見えてくるでしょう。
また、ここで企業側からも相性がいいと思われると特別優遇ルートに乗ることもできるようなので、メリットはかなり大きいと言えます。
その他就活サービスの動き
トップ就活生の囲い込みに汗水たらす就活サービスですが、他にもリンク・アイ、ワンキャリアなどは有名どころと言えます。
また、東北地方出身の学生が創設したTier Communityやエン・カレッジ系列の選抜コミュニティであるAreteなどの新興勢力も存在しています。
近年急速に流行りつつある選抜コミュニティ。
就活強者になるための登竜門としては持って来いの機会なので、チャンスがあればどんどん選考を受けてみましょう!
残念ながら選抜コミュニティに落選してしまった人は、以下の就活支援サービスを上手く使ってみましょう。
上手く組み合わせて使っていくことで、選抜生と遜色ない対策ができるはずです!
おすすめ就活支援サービス
内定の森がおすすめする優良就活支援サービスです!
OfferBox
内定の森メンバーも使っていたスカウト型就活サービスです。
オファーボックスの特徴としては「企業側からスカウトが来る」というもの。
自分のプロフィールを登録しておくと、それを見た企業から「ウチの選考を受けてください」というメールが届くようになります。
普段は自分からエントリーしなくてはいけない就活ですが、向こう側から連絡をくれるのは嬉しいですね!
日系・外資・ベンチャーと登録企業の幅も豊富で、内定の森メンバーも重宝していました。
登録をオススメしたい一押しサービスです!
ハローナビ
キャリアチケット同様に就活支援を無料で行ってくれるのがハローナビ。
キャリアアドバイザーがつきっきりで面倒を見てくれるのが嬉しいですね!
企業との共催イベントも数多く開催しているので、情報収集の場としても事欠きません。
ビズリーチ・キャンパス
OB・OG訪問をする際にメインで使えるサービスといえばビズリーチ・キャンパス。
自分と同じ大学出身のOB・OGに直接コンタクトが取れてしまいます。
総合商社・メガバンク・損保・メーカーなどの日系大手を受ける人にとっては喉から手が出るほど欲しかったサービスです。