「MBBに行きたいな~」
「コンサルの中だったらやっぱMBBでしょ」
外資系企業を目指して就活している学生の中でこのように使われる「MBB」ですが、最初に聞くと意味が分かりませんよね。
就活で使われるMBBという単語の意味は何なのでしょうか?
就活で使われるMBBの意味とは「コンサルティング・ファームのマッキンゼー・アンド・カンパニー(M)、ボストン・コンサルティング・グループ(B)、ベイン・アンド・カンパニー(B)の3社の頭文字」です。
要は就職偏差値トップのコンサル3社を指す単語であるということです。
コンサルティング・ファームの中でも戦略コンサル業界は難易度が高く、学生からの人気は絶大です。
その戦略コンサルの中でもピカピカの人気なわけですから、就職偏差値は青天井です。
マッキンゼー・アンド・カンパニーは、事業会社志望者やベンチャー志望者でも知っている人は多いのではないでしょうか?
知名度No.1のコンサルティング・ファームとして絶大な人気を誇ります。
マッキンゼーのOB・OGは様々な場所でビジネスシーンを賑わせており、大前研一さんを中心に社会的影響力は大きいと言えるでしょう。
マッキンゼーについての記事は内定の森でも詳しく書いているので、以下の記事をご覧下さい。
ボストン・コンサルティング・グループもマッキンゼーと同様に、世界最高峰のコンサルティング・ファームとして有名です。
日本支社からも有名な人材が多数出ており、ドリームインキュベータ創業者の堀紘一さんは一番有名でしょう。
その他、経営共創基盤CEOの冨山和彦さんも有名です。
また、コンサル志望者には必読書となっている『仮説思考』『論点思考』を執筆されている内田和成さんもBCG出身です。
また近年、アートとビジネスの融合を唱えることで注目されている山口周さんもBCG在籍者でした。
ベイン・アンド・カンパニーは元々BCGからスピンアウトして出来たコンサルティング・ファームです。
海外案件が多く、その中でもデューデリジェンスの案件に強みを持っています。
ベイン・アンド・カンパニー出身者で創業されたベイン・キャピタルへの転職をはじめとして、PEファンドへの転職を目指す人が多い印象にあります。
新卒の初任給で言うと、MBBの中で一番高いファームであることも特徴的。
650~750万円くらいがオファーレターで提示される年収であるようです。
そんなコンサルトップファームに入社した人は、その後のキャリアはどのように考えているのでしょうか?
選択肢としては大きく3つ。
① コンサル業界内での転職
MBB内での転職は少ないですが、A.T.カーニー、ローランド・ベルガー、アクセンチュア等への転職は結構多いイメージです。
② PEファンド
ベイン・キャピタルやKKRといった外資系ファンドの他にも、日系ファンドや中規模ファンドへの転職をしている人も一定数います。
③ ベンチャー役員
ベンチャーやスタートアップのCOOや取締役として誘われ、そのまま少数の株を持って転職する人も結構います。ステージとしてはシリーズC以降のベンチャーが多い印象です。
さて、気になるMBBへの選考対策です。
とは言っても、他の戦略コンサルティングファームへの対策とあまり変わりません。
まずは戦略コンサルティング業界に関する理解を深めるところからはじめましょう。
その次はケース面接の対策を深めていきましょう。
思考のフレームワークを導入するのに3ヶ月~半年程度かかるため、最初はケース対策でガチガチに固めてください。
最後は筆記試験対策をして、書類落ちリスクを軽減しましょう。
これで知識面ではバッチリ。
あとは実際にケース面接の練習を繰り返すことでコツをつかんでいきましょう。
ケース面接の練習を積む場所として使えるのは選抜コミュニティ。
選考があり全員が合格できるわけではありませんが、コンサル内定者と繋がりができるという面でかなり有用。
コンサル内定者とケース練習のアポイントを取って、積極的に練習に付き合ってもらいましょう。
以上、MBBについて簡単に解説しました!
戦略コンサル対策を入念に行って、合格目指して頑張りましょう!