外コンはサマーインターンの選考に落ちるとその後のESで落ちると聞きました。どこもそうなのでしょうか?日系IBD・外銀IBD含め、ジョブ落ちしたらアウトなファームやハウスを教えてください。
以前内定の森でまとめたツイートがあるのでご参照ください。
ジョブと本選考との関係をパターン分けすると、大きく3つあると考えています。
① サマージョブ選考で途中落選パターン
ES・面接段階で落ちた場合のこと。
大多数の企業は再受検可能だが、Strategy&やデロイトなどはウィンタージョブ再受検不可のため注意が必要。
ただし、総合ファームは春に面接のみの本選考を開催することも多く、こちらは受検可能。
② サマージョブ参加 but 囲い込みなしパターン
コンサルティング・ファームの場合、99%の確率でウィンター以降再受検不可。
つまりは新卒入社不可になる。
ただしA.T.カーニーは何度落選しても可能である上、サマージョブで未内定だった人がウィンターで再チャレンジして内定した事例もある。
外銀の場合は囲い込みがなかったとしても再受検可能であるハウスがほとんど。
ただしウィンタージョブに参加できたとしても、スーパーデーにまで呼ばれる確率は囲われ組に比べると低くなる。
③ サマー未受検でウィンター初チャレンジパターン
どの企業も受検可。
ただし基本的にコンサルはサマー経由での内定者数が多い上、外銀はサマーでのジョブ経験がウィンター本選考でのパフォーム度を大きく左右する。
よって意図的にサマーを回避する”エントリーマネジメント”は、内定の森としては非推奨。
このあたりの情報は断片的に発信してきただけなので、また後日記事化してまとめておきます!
アクセンチュアのSE職を考えていますが、やはりコンサル職との壁は大きいのでしょうか?
質問者様がどのような定義で「壁」とおっしゃったかにもよりますが、基本的には職種が違うので一概に比べられないというのが現状です。
システムエンジニア職は主にクライアントからの要求にこたえて仕様書を作成し、実装するのがメインの仕事になります。
コンサルティング職はクライアントからの要求にこたえるところまでは一緒ですが、施策への落とし方がビジネス方面であることに違いがあります。
したがってその環境で得られるものが違いますし、転職フィールドも一味違ったものになることは想像に難くありません。
就活生界隈にはコンサル信仰がありますが、一部の戦略ファームを除いて近年では”高級派遣業”と揶揄されるように、クライアント先に常駐してこき使われる若手も多いものです。
あまり悲観的になる必要はないかと思います!
選考で無意識に社会人の方に失礼な発言をしてしまっていそうで不安です。「学生はあまりわかっていないが、社会人はこう言われるとムッとする」というような要注意発言の例がありましたら教えていただきたいです。
大前提として、最低限の敬語が使えない人はNGです。
もちろん全てを敬語にすると嘘っぽく聞こえるのでバランス感が重要ですが、学生間で話しているようなテンションで行き過ぎるのは危険です。
要注意発言として内定の森が考えているのは以下の3つのパターン。
① 就職偏差値によるランク付けを前提とした質問
「業界2番手なのに御社に入社された理由は何ですか?」
こういった質問はかなりムッとします。
入社後は就職偏差値というものがあまり気にならなくなる上、本音を言えば「業界1番手の選考に落ちたから」というのが実情でしょう。
こういったアンタッチャブルなところに対して、ずけずけと質問してくる学生は煙たがられます。
② お金や恋愛関係の質問
「やはり高年収なんですか?」
「御社はブランドもありますし、合コンでモテますか?」
こういった質問は場が温まっていたり、社員側から冗談交じりで話題提起された時にさりげなく訊くのが一番です。
しかし分かっていない学生は、普通の場面でも結構訊いてしまっています。
明かな地雷質問です。
③ 「〇〇についてどう思いますか?」系質問
「今後の日本経済について、どう思いますか?」
「働き方改革について、どう思いますか?」
あるテーマに対して回答を丸投げする系の質問は嫌われます。
社員側からしたら「なんかそれっぽいこと言わなきゃ」と焦りますし、何より「この学生はこれを訊いて何がしたいってんだ」と思いますよね。
それならまだ「〇〇業界と言えば労働時間が長いのが通説ですが、実際に働き方改革は機能するのか、そもそも業界として働き方改革は取り入れるべきなのか、どうお考えですか?」といった感じで訊いたほうがマシです。
自分なりの解釈付けや質問のブレイクダウンをすることで、社員さんも答えやすくなります。
内定の森さんの周りでは、敢えて新卒で就職もベンチャー起業もせずにフリーランスとして1人で仕事している人は見ますか?
一芸がある人ならともかく、何の技術もなくフリーランスとして卒業後すぐに働きだす人はほとんど見かけませんね。
というのも、フリーランスで収入を得る方法は以下の2パターンだからです。
① 自分のノウハウを武器に新たな価値を創出する
WEBの知識をもとにブログを開始したり、プログラミングスキルを元にアプリ開発をしたりする人が分かりやすい例です。
② 自分のノウハウを未知の人に提供する
「コンサルティング」という言葉がよく当てはまります。
つまりはノウハウがない状態でフリーランスになるのは不可能だということです。
さらに言うなれば、そのノウハウに対する信用の担保も必要になります。
自分の権威を保証する必要があるわけですね。
こちらは往々にして肩書きが重要になってくる場合が多いわけです。
ビジネス職であれば「マッキンゼーで3年間働いていた」「ITベンチャーで事業責任者をして売上100億のプロダクトを作った」などは一定の信用力があります。
開発やデザイナー職であっても「名門IT企業で有名アプリの開発を実施していた」「デザイナーとして〇〇賞を受賞して有名大手からも注文を受けている」といった権威の部分は大きいです。
まとめると、フリーランスとして年収を確保するには「ノウハウ」と「実績による権威」の両輪が必要なわけです。
これらを獲得するためという理由だけでも、新卒でどこかの会社に属する価値はあると思いますよ!
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